人が集まる畑の作り方(僕は畑に多くの人を呼びたい。)
今まで一貫して、
畑にもっと人を呼び込むべきだと。色々なアイディアを出しながら楽しい企画を考えてきた。
畑は野菜を作るところ。生産するところ。
法律にも書いてある当たり前のこと。
農家の方々、多くの人からそう言われてきた。
けれども、畑には多様な機能があると最近よく話を聞く。
でも、畑は畑。
畑を所有する農家さんたちは、畑を守ろうと代々その土地を守ってきた。だから、生産以外に使うことは、ありえない!
でも、このままでは、耕作放棄地は増え、相続の度に農地は宅地へと変わり、風景がどこも同じ住宅地へと均一化されていく。
そんな町は面白くない。
土の匂いがして、
花の匂い、牛の匂い、雨の匂い、春夏秋冬の季節の匂いがして、
そこには、新鮮な野菜や愛らしい牛や羊たちがいる。
それを単に生産するところとされるのは、なんか…もどかしさがある。
野菜の種を蒔いて芽が出た瞬間や大きくなり、花を咲かせ、実を付けたところ全てが感動する瞬間です。
その間、雑草もどんどん育ち、あっという間にひざ丈くらいになる。
その瞬間、瞬間が毎日のように風景が変わっていく畑の姿は、人の心を惹き付ける力があると思う。
その感動を共感し、どこか懐かしさと楽しさを感じる心が「人が人を呼び集める」ところだと思う。
だから、僕は畑に多くの人を呼びたい。
だって、楽しいもん!!!(笑)