美しい農園、美しい果樹園
最近、畑に対する意識が変わってきた。
今までは、いかに少ない労働で、経費を削減して、野菜や果樹を作ろうと考えてきたけど…。なんか違うかも??と思ったのは、今年3月頃の事かな。
「風景は、農家がつくる」と、
大学生の時から考えていた。それを改めて調べ、、、
「風景は百姓がつくる」著者:宇根豊
友人に勧められ、この本に辿りついた。
この本の中に書いてある「視点」がとても分かりやすく解説されていた。
農家が見る視点、住民が見る視点、観光客が見る視点、外国人が見る視点…。みんな違う。
「そういう事か!?」と、妙に腑に落ちた。
また、自分自身「みんなが楽しめる畑づくり」として体験型の農園では、造園的視点から農園づくりをしてきた。けれども、生産を中心とした畑では、造園的視点は一切考えていなかった。全く違うものと考えていた。
それが違った!
両方とも同じだ!
楽しむ「みんな」が違うだけだった。前者の「みんな」は、イベント的に楽しんだり、実際に農作業を体験して楽しむ。一方、後者は、畑の周辺の農家さんや地域住民の方々が「みんな」であった。畑を見たり、散策して楽しめる畑が目指すものだと気づいた。
美しい農園、美しい果樹園を目指す。
そうすると、畑の作業全てが楽しくてしょうがない!笑